コンダクターズチェア
一部パーツが遅れております。
解消後、オーダー受付を再開をいたします。
選択肢を選んでいくと、価格が表示されます。
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コンセプト
キャンプで本当に座りやすい椅子って何
そういった思いから作り上げた椅子です。
焚き火をじっと眺める。食事を楽しむ。 のんびりする時間なんだけど、意外と立ったり座ったりが多いのがキャンプの時間。 立ったり、座ったりを楽に出来る座面角度と高さのバランスを探して、座面の角度の設計、脚の設計をしました。
名前の由来
キャンプの中心となる座るという行為。 すべての指揮をするもととなる場所です。
コンダクター=指揮者の椅子と名付けました。
商品開発の経緯
コンダクターズチェアの原型となったカーミットチェアは、もう今から50年ぐらい前に発表をされた「名作」です。 アメリカのバイク乗りが、バイクで簡単に持っていけて、足を投げ出して座れるように作り上げました。その開発者、カーミットさんは、もう数十年前に引退し、カーミットチェアの権利一切を売却をされました。
カーミットチェアは、日本でも高く評価をされ、キャンパー方々に愛されています。
ただ、私には疑問がありました。
カーミットチェアはアジアの人の体格よりも大きな体格の方が足を投げ出して使う椅子です。我々が使うと、お尻側が下がってしまって、お腹を圧迫されてしまいます。食事とかもしづらい。
今、カーミットチェアのパーツを色々と交換をして使われている方も多くいらっしゃいます。
であれば、我々の体格に設計し直そう。 設計をしなおすのであれば、さらに追加で見直そう、そういった考えから作り上げました。
最初は、韓国での生産でした。しかし、さらに追加で改良をしたいところが出てきました。
その改良をするために、色々と模索をした結果として、日本での生産となりました。
カーミットチェアとの相違点
分解しコンパクトになるところ、ちょっとした外観は同一です。 また、カーミットチェアの他社製座面は、そのままお使いをいただけるようにもしています。
ただ、相違点も多くあります。
1)座面の設計
座面の角度の違いローチェアとカーミットチェアとを横から比較をした写真を掲載しています。 左側がコンダクターズチェア(ロー)、右側がカーミットチェアになります。
お尻側が、カーミットチェアに比べると持ち上がっています。 前側がカーミットチェアと比べると1-2cm、後ろ側がカーミットチェアと比べると5cmほど持ち上がっています。
立ったり座ったりが非常にしやすくなりました。
2)肘置き
しっかりと座れるのだから、より快適に座れるように、肘置きを太くしました。
腕をちゃんと置けます。
3)使っている木
深く落ち着いた雰囲気を作りたく、ウォールナットの無垢の材を使っています。
日本で使っているウォールナットは安定した質の高いものです。国内で一つずつ丁寧に削り出しています。
4)木の表面の仕上げ方
ウォールナットのしっとりとした質感をいかしたく、表面をウレタンなどで固めることをせずに仕上げました。傷がついても、ペーパーで磨いていただき、ミツロウなどで手入れをしていただくと、輝きが戻ります。
5)金具
ウォールナットの迫力を、より引き立てるよう、真鍮の金具を全面的に採用をいたしました。
一つずつ、丁寧に削り出しています。 無垢の真鍮です。お使いのうちにくすんでくるのもいいし、磨き上げてもいいかもしれません。
6)ボルト
ボルトのサイズ、長さを耐久性を考え、全面的に見直しています。座面はカーミットチェアと互換性がありますが、ボルトは互換性はありません。
また、ウォールナット・真鍮にあうように、黒いボルトも準備をしています。
7)スペーサー
ウォールナット・真鍮・黒いボルトにあうように、黒いスペーサーを準備しました。白・黒、お好きな方をご指定いただけます。
8)座面
最初から帆布もしくは革の座面をお選びをいただけます。キャンプで使う=焚き火の火の粉が飛ぶこともある、という前提をもとに、化繊の座面は作りません(火の粉で穴が空く可能性があります)。
帆布の座面は、しっかりとした厚手の帆布を使っています。
革の座面は特注の防水の革素材になっています。
帆布、革の座面ともに長持ちするように、裏に前面にコーデュラを貼り合わせました。コーデュラは非常に強度のある素材です。重量を支え、座面素材の伸びを防ぎます。少し体に馴染んで、それ以上は伸びません。風合い・耐火性は、コットン・本革のままで、耐久性/張りの強さはコーデュラの強さを持つ座面です。
また、背面にちょっとしたものを入れることが可能なポケットがついています。ちょっとしたものを掛けることが可能なD環も標準で付属をしています。
革座面に関しては、2022年1月末から、分離型のみに関してクッションが内蔵されている仕様(+18000円)、クッションが内蔵されている上で背面がメッシュになる仕様(+35000円)もお選びをいただけるようになりました。
オーダー項目
1)椅子のサイズ
脚の長さ、椅子の横幅、背もたれの長さをお選びいただけます。
脚の長さ:ローローチェア(ローチェアと同価格)、ローチェア、ハイチェア (+3000円)
ローチェアは座面34cm、ハイチェア は座面44cm、ローローチェアは座面24cmになります。
ローチェアが基準となる高さになります。一般的なロースタイルにはローチェアをお選びください。ローローチェアは、足を投げ出して座るスタイルです。ハイチェアは「ハイスタイル」ご家庭でのダイニング用になります。ローチェア に適合するテーブルの高さは、40-55cm、ハイチェア に適合するテーブルの高さは、60-75cmになります
椅子の横幅:通常、ワイド(+2500円)
ワイドは、通常のものに比べ横幅が5cm広がります。ただ、カーミットチェアに比べるとお尻が持ち上がっている分だけ(体がべちゃっとひしゃげない)、通常のものの適応範囲は広いです。迷われた場合は、ご遠慮なくお尋ねください。
背もたれ:通常、ハイバック(+2000円)
ハイバックは通常のものに比べ、背もたれが10cm伸びます。その分だけ、ゆったりともたれかかる事が可能です。ワイドとハイバックを同時にお選びいただくことも可能です。
2)座面種別
帆布もしくは革(+10000円)からお選びをいただけます。
3)座面の色
帆布の 色は、赤、マスタード、ブラウン、黒、きなり、カーキ、ベージュの7色からお選びいただけます。また、帆布の場合は、1色だけではなく、2色の組み合わせ(分離型+3000円、一体型+5000円)・3色の組み合わせ(分離型のみ+5000円)もお選びをいただけます。
革座面の色は、黒、赤、キャメル、カーキの4色からお選びいただけます。
4)座面形状:分離型・一体型(帆布+2000円、革+15000円)
分離型もしくは一体型からお選びをいただけます。帆布・革に限らずお選びをいただけます。
分離型は、背面と座面(お尻側)が分かれています。すっきりとしたデザインです。
一体型は、お尻を包み込む感じになり、暖かいです。革の一体型は、継ぎ目のない一枚革を贅沢に使っています。
5)スペーサーの色:白もしくは黒
どちらかをお選びいただけます。
黒の座面、濃い色のウォールナット、鈍い輝きの真鍮。そして繋ぐパーツは黒などは、引き締まってかっこいいですね。 あるいは、生成りの座面を引き立てるウォールナットと輝く真鍮。そして繋ぐパーツは真っ白のパーツなども美しいですね。
白いスペーサーをご希望の方は、ご注文の際に、備考欄にスペーサーの色のご希望をご記入ください。特にご希望がない場合は、黒色で作成をいたします。
4脚並んでいる写真に関して、左側から以下の仕様になります。
ハイチェア・通常幅・ハイバック・分離型座面・帆布二色
ローチェア・ワイド・ハイバック・一体型座面・帆布(黒)
ローチェア・通常幅・ハイバック・分離型座面・帆布三色
ローチェア・通常幅・通常背面・一体型座面・帆布(黒)
収納袋
特に収納袋は付属していません。折りたたむだけでも運べます。分解をした時はベルクロで巻いてもいいかもしれません。 横長のトートバック型の専用バックもお作りをしています。
座面なしをお選びの方へ
コンダクターズチェアは、カーミットチェアと異なり、木材の表面をニスで固めていません。
従いまして、ボルト・スペーサーなどは、目視で確認をしながら、めり込まない・隙間が出ないように装着をいただく必要性がございます。
また、カーミットチェア用の座面は、どの会社様も全て同じサイズというわけでもないようでございます。ご要望に応じて、当方にて装着の上、納品をいたします。その場合、座面をお送りをいただく送料はご負担をください。装着の費用はいただきません。当方にて装着をした場合は、装着後の状態も確認をして、納品を申し上げます。
当方にて装着をしていない状態で、椅子の状況をご指摘されても、対応に困惑をするのが本当のところです。是非、座面装着を、ご遠慮なくご依頼ください。また、マイスターシート各種に関しては、座面が少し小さめに作られているので、組み立て・分解が非常にきついです。これは座面側の設定の問題になります。予め、ご了解をいただければ幸いです。
ご希望の場合は、ご購入時の備考欄にご記入をください。
脚のカバー
無垢のウォールナットの脚の先端を守るための脚カバー「コンダクターズソックス」をお求めをいただけます。
オンラインショップからご確認ください。
保証
ご利用にあたって 壊れたり、破損をした時は、ご遠慮なく連絡をください。交換パーツを常備しています。 お客様の特殊な利用などが原因以外の場合は、無償(送料別途)にて対応をいたします。
作品ともいえる家具を、是非、お楽しみください。
また、一点ずつ手作りのため、納期は前後することがあることをあらかじめご了解をください。
ローチェアの座面高さは34センチ、ハイチェアは44センチ、ローローチェアは24cmとなります。
耐荷重:150kg
重量:ローローチェア2500kg、ローチェア 2700g、ハイチェア3000g
サイズ:幅470mm、奥行き300mm、 高さ570mm(ローローチェア)、670mm(ローチェア)、770mm(ハイチェア)
座面高さ:ローローチェア24cm、ローチェア34cm、ハイチェア 44cm
分解時収納サイズ:横幅20cm、高さ15cm、長さ56cm(ローローチェア)、長さ65cm(ローチェア)、長さ75cm(ハイチェア )
価格は為替・材の相場により変動をすることがあります。
メンテナンスに関して
フォールディングチェアに傷がついたときは、サンドペーパーなどで軽く擦り、ミツロウやクルミオイルで磨いていただくと目立たなくなります。
輪じみなどができた場合は、お酢をたらして乾拭きをする、もしくは石鹸をスポンジにつけて擦ると薄くなります。
普段から、ミツロウやクルミオイルで磨いていただくと、輝き・色合いが長持ちをいたします。
真鍮をもう一度輝かせたい時には、ピカールなどで磨いていただくとよろしいかと思います。
納期に関して
この商品は、まだ生産が追いついておりません。納期にブレがある商品だとご理解をください。期日を指定してのオーダーにはお答えができない可能性がございます。