top of page
薪ストーブ ファイヤーオーケストラII
  • 薪ストーブ ファイヤーオーケストラII

    ------------------------------------------------

    現行バージョンは、多くの改良が施され、ファイヤーオーケストラIIへと進化をいたしました。

     塗装の強化

     付属煙突へのダンパーの標準装備

     ガルウィング状の扉の取付強化

     扉ガラス部分のずれ防止機構の導入

     煙突支えの標準装備

    初代のファイヤーオーケストラをお持ちの方、バージョンアップによる強化部分のうち、煙突関連のパーツは、オンラインショップにて受付を開始しております。

    オンラインショップにて、「薪ストーブ 煙突・消耗品・ガラス パーツ」という項をご覧ください。

    -------------------------------------------------------------------------------------------

    コンセプト

     

    キャンプの醍醐味の一つでもある薪ストーブ。

     

    キャンプを始めたばかりの頃、秋も深まった時に訪れたキャンプ場で、テントから煙突が出ていて、煙が出ているのを見て、衝撃を受けました。えっ、キャンプで、テントで薪ストーブを使うの???それから、色々な薪ストーブを使いました。キャンプオンパレードが始まったばかりの時には、他社様の薪ストーブを多く販売をいたしました。

     

    以前は、お使いの方自体が珍しすぎる存在でしたが、今は秋から春キャンプの必需品ともなった薪ストーブ。

    ただ、薪ストーブというよりも焚き火箱というグレードのものが、世の中には多いのが実情です。

    また、炎が見えるようにガラスがついていても、すぐに中が見えなくなってしまうものがほぼ全て。

    持ち運べる薪ストーブとしては、最もバランスのとれた高いグレードの物になるべく開発をしました。薪ストーブを使ってみて、以下の疑問をお持ちの方、いらっしゃいますよね? 薪ストーブって、意外と暖かくないな?パッと燃えて、パッと冷えちゃうんだな?

     コトコト煮込むのって、難しいな? 結局、灯油ストーブがいるんだ?ファイヤーオーケストラをお使いをください。

     

    名前の由来

     

    最大の特徴は、前面の大きなガラス。

    ガラスを通じて見える、炎の奏でる音楽をお楽しみください。

    そう、この薪ストーブは、火の交響曲、ファイヤーオーケストラです。

    @yusuke_0827_ さんと@tenoridebu さんに命名頂きました。

     

     

    商品開発のポイントと特徴

     

    キャンプオンパレードで考えた重要なポイントは以下の3つ です。

    1)炎を楽しめる大きな窓

    2)キャンプ用の持ち運び性を考慮しながらも、据え置き用に迫る本格的な性能を追求するバランス

    3)調理道具としての機能の追求

     

    1)炎を楽しめる大きな窓  

     

    一番の特徴は、見た目も特徴付ける大きな2面の合わせガラス。真正面から見ると、薪ストーブの直角一杯に広がったガラスから、薪ストーブの中で燃える薪を見れます。横に座られた方も含め、何名かの方で一緒に炎を楽しむことが可能です。 このガラス部分は、そのまま扉となります。ガルウイングの扉の用に、90度の扉のままスムーズに開きます。大きな薪も、切らずにそのまま出し入れが可能です。ガラス側が開きますので、煤で汚れた際にも拭くのも容易です。 

    キャンプ用の薪ストーブでは、中を覗くガラスをつけたはいいが、空気の流れの制御ができずに、すぐにガラスが煤だらけになってしまうことも多いかもしれません。 キャンプオンパレードの薪ストーブは、ガラスにそわせた空気の流れを作ることで、ガラスが黒くなりづらくもしています。

     

    2)キャンプ用の持ち運び性を考慮しながらも、据え置き用に迫る本格的な性能を追求するバランス

     

     家に据え置きの薪ストーブと、キャンプ用の薪ストーブでは幾つも求められるものに違いがあります。

    ①蓄熱性と持ち運びのしやすさのバランス    

    キャンプ用ではすぐに暖まり、早めに冷えること。自宅ではどれだけ蓄熱出来るかが重要。ただ、キャンプではいつまでも冷えないと撤収できません。結果として、薄いぺらぺらの鉄板などで作られていることが多いです。そうすると、あっという間に暖まり、火が弱まるとすぐに冷えます。 それに対して、ファイヤーオーケストラは、本体の鉄の厚みは1.5mm、煙突の鉄の厚みは1mmとキャンプ用としては、分厚めになっています。この程度だと一定の蓄熱性も持ち、優しく周囲を温めていきます。撤収時には、火を消すと30分から1時間ほどで冷えます。一方、鉄の厚みをますと同時に重くなります。ファイヤーオーケストラは、本体は13.5kg、ロストル・スタンドで2kg、煙突一式で4.5kgという持ち運びが十分に可能な重量に抑えました。特に本体は、構造をシュミレーションして、補強を工夫することで軽量化を図りました。

    ②二次燃焼を始めとする燃焼のコントロール性能

     据え置き用の大型の薪ストーブでは、薪を燃やすだけではなく、その燃焼成分に空気をぶつけ、さらに燃やすことで薪を長持ちさせると同時に、より暖かさを引き出す工夫がされています。ファイヤーオーケストラは、空気の取り入れ口、中のプレートなどを配備していくことで、コンパクトな持ち運び用の薪ストーブにも関わらず、二次燃焼を促す機構を備えました。

    ③煙突の性能

     据え置き用の大型の薪ストーブでは、その購入費用の半分を煙突が閉めるほど、煙突は薪ストーブの性能を左右します。薄いステンレス を巻いただけの煙突だと、アウトドアの寒い環境で、本体の中の薪に火をつけても、煙突が暖まりきらず、空気が外に出ていかないという現象も起きます。

     ファイヤーオーケストラの煙突は、本体と一体となって設計をしました。33cm*6 本と煙突トップ、90度曲がり 煙突トップは、火の粉が飛び出ないよう、雨や雪が入ってこないよう、そして持ち運びがしやすいような形状に工夫をしました。この煙突キット全てが薪ストーブ本体内部に収納できます。煙突の筒の一つの長さは、積載効率を考え33cmにしました。33cmのうちの1つには、ガイロープを結ぶことが可能なように、突起がついています。この突起にカラビナなどを引っかけ、ロープで引っ張っりペグダウンすると、煙突の左右の揺れが防げます。

    また、33cmの煙突のうちの一本にはダンパーが付属をしています。このダンパーと、ガルウィング状の扉部分の上下の空気流入口を操作することで、オーロラバーンが生まれやすくなっています。

    煙突の薪ストーブに一番近い部分を除いた残りの全てのパーツの接合部分には、用いることができるシリコンゴムが付属しています。このことで、単に鉄の筒を、スポスポ嵌めるだけではなく、しっかりと密着します。煙突の接合部分からの漏れは、薪ストーブの能力を下げる大きな要因。このシリコンゴムがあるだけで、全く煙突の性能が違ってきます。

    テントの形状や、設置場所によって、薪ストーブ本体の後ろに33cmもしくは66cm伸ばしてから、90度曲がり、そして、33cm*5本もしくは4本にしてもいいですね。薪ストーブ本体に、すぐに90度曲がりをつけて、上に2メートル伸ばしてもいいですね。

    煙突の径は80mm。これよりも細いと、煙突の効果が極端に低くなり始めます。これより太いと、積載、運搬が大変。日本では一般的では無かったですが、キャンプ(持ち運びをする)用に、最適な太さだとキャンプオンパレードでは考えています。そして、煙突が冷えにくいように(アウトドアでは、煙突が冷えると、煙突効果が出ません)、鉄の厚みも1mmにしました。ワンポールテントなどで、より長い煙突をお求めの方には、33cmの煙突キットの追加が可能です。追加煙突は本体内部には収納ができません。

    3)調理道具としての機能の追求

     

     薪ストーブって、調理器具だと思うんです。 火をいれて、燃え上がり、炎が安定してきたら、薪ストーブはこの上ないオーブンになります。 キャンプで、ゆっくりと煮込んだり、温めたり。パリッと焼いてもいいですね。 その楽しみを追求するために、内部にロストルを設置できるようにしました。勿論、内部に設置できる専用の丈夫なロストルが付属しています。

    本体の中に鍋やスキレットが入っている写真があります。

    1枚目の写真は、ル・クルーゼのミルクパン。使いやすい大きさのお鍋。お粥やスープ。直径14cm、高さ7cm、取っ手まで23cm

    2枚目の写真は、ル・クルーゼのデュッフ鍋26cm。大きなお鍋ですね。シチューやポトフかなあ。幅34.5cm、奥行27cm、高さ16.5cm3枚目の写真は、ル・クルーゼのスキレット。ホットケーキを焼いても、目玉焼きとベーコンでも。直径20cm、高さ4cm、取っ手まで36cm 天板にお鍋を載せて、グツグツとゆっくりと煮込むの得意です。標準で、鍋を休めるために置く取り外し可能なロストルも付属します。 お肉をゆっくりと煮込んで、休めて、また温めて、というのも楽しいですね!

     

     

     

    テントへの設置に関して

     

    薪ストーブ本体の内部底面には、断熱レンガを置いています。薪ストーブ底面からの熱放射は抑えられていますから、テントのフロアへのダメージは抑えられます。薪ストーブ本体の下に薪を置いてもいいですね。ただ、薪ストーブの入り口を開け閉めする際に、木のかけらなどがこぼれることがないとは言えません。薪ストーブをテント内でお使いの際には、薪ストーブの下に、ブランケットなどをひいて、テントフロアを保護するようにしてください。

     

    また、テントから煙突を外に出す方法がわからない方は、キャンプオンパレードまでご相談ください。

    キャンプオンパレードでは、テントへの煙突ホールの設置も請け負います。

     

    選択肢

     

    薪ストーブを楽しんで十分にお使いいただくのに必要なものが、基本的には全て揃っております。

    ただ、2つほど重要な追加商品がございます。

    1)煙突

     

     標準で、90度曲がりが1つ、33cmの長さの煙突が6本、煙突の先端キットが付属をしています。

     これで長さが足りない時は、必要なものを、オンラインショップから追加で追加してください。 4本以上、もしくは90度曲がりの追加をご希望の場合は、「追加煙突」の商品から追加をください。

     煙突の必要になる長さ・パーツがわからない時は、キャンプオンパレードまでお尋ねください。

     詳細は、以下のページをご確認ください。

     https://www.camponparade.com/product-page/薪ストーブ-煙突延長キット

     同時にご購入をいただくことで、一本500円引きになります。

     

    2)収納ケース

     

     スタンド以外の全てが、薪ストーブ本体に入ります。スタンドも薄くなります。

     ただ、そのスタンドも含めた全体を収納する専用のケースもあります。

     ガラスなどを保護するように緩衝材入り、かつパラフィン帆布での防水のケースになります。

     色をお選びいただくことが可能です。

     詳細はオンラインショップでご確認をください。

     https://www.camponparade.com/product-page/ファイヤーオーケストラ-収納ケース

     同時にご購入をいただくことで、1000円引きになります。色をお迷いの場合は、色指定の欄にその旨をご指定をください。生地見本をお送りをいたします。それをもとにご決定の上、ご連絡をください。

     

     

    スペック

     

    サイズ:本体 一辺38センチ、 設置した際の横の長辺50cm

    設置時高さ:55センチ 煙突設置時:本体と煙突の接続部分の真ん中の高さ50センチ       

     

    標準で付属する煙突を全て縦に繋げた場合は、煙突フード部分の下で270センチ、一番上で290センチ

     

     

    開発・製造に関して

     

    薪ストーブの開発、製造は中国の徐州で行っています。

    基本的に、日本国内での開発・製造を行っているキャンプオンパレードが中国?非常に珍しいと思います。キャンプオンパレードでは、薪ストーブの構想をもとに3年間、日本国内の複数のところに打診をしていました。ただ、現実には、家庭用の据置ではない薪ストーブで、これだけの機能を実現する方策をご存知の方がいらっしゃいませんでした。

    一方、中国の徐州は、世界中からの各種の注文を受けている薪ストーブの製造工場が集積をしています。

    キャンプオンパレードにとっては、その製造コストよりも、彼らの経験が何より意味を持ちました。開発途上での、早いサイクルでの試作品の改善も、ファイヤーオーケストラの登場を後押ししました。

    キャンプオンパレードのアイデア、指導のもと、薪ストーブに関する知見豊富な技術スタッフと一緒に、画期的な薪ストーブのファイヤーオーケストラを作り上げたことが誇りです。

    徐州は、三國志で劉備玄徳が少しの間、いた都市ですね。

    • 耐熱ガラスのメンテナンスに関して

      曇れば、薪ストーブ用のガラスクリーナーで磨いてください。

      また、ガラスがずれた時は、内部のネジを緩め、ガラスの位置を調整してください。 ガラスが割れた際には、ご自身での内部のネジを緩めると交換が可能です。 

      交換用のガラスはオンラインショップからお求めいただけます。

    • 煙突の接合に関して

      煙突同士の密着度を上げ、煙突の効果を高めるべく、シリコンのリングが付属しています。 

      ただ、シリコンといえど、薪ストーブ本体に一番に近いところは高温となり溶ける可能性が高いため、薪ストーブ本体に嵌め込むところ、および、その次のつなぎ目にはシリコンのリングを使わないようにしてください。付属するシリコンのリングは煙突パーツの数より一つ少ない数になります。

      また、シリコンリングを使わなくても、煙突はそれなりに密着をするように製作をしております。 

    • 煙突の設置に関して

      煙突を横に伸ばしてから、上にあげる場合には、必ず、横の長さの倍以上、縦に伸ばすようにしてください。煙突効果を出すためには、2倍以上、出来れば3倍の長さが望ましいです。また、横に出す場合には、煙突自体の重みで薪ストーブが「ころぶ」可能性があります。今回のバージョンから付属をするようになった煙突支えをご利用ください。

      薪ストーブ本体とエルボー接合部分はねじ止めが可能になっています。煙突の横への揺れ・抜けを防ぐためです。ただ、横揺れを防ぐために、必ず煙突をペグダウンするようにしてください。付属する煙突のうちの一つには、ガイロープ を結びつけることができる穴がついています。

    • 空気流入口に関して

      ガラスの上と下に空気流入口がついています。下の流入口が、薪を燃やすための酸素供給のためのものです。上の流入口が、薪から燃えた成分に酸素を供給し二次燃焼を促すため、また、炎をガラス窓から離して、ガラスを煤で汚れにくくするためのものです。 

      最初に点火した時には、薪に酸素をたっぷりと与え、炎を上げるために、上下共に全開にしてください。薪に火がつき、炉内の温度が上がれば、下の空気流入口を少し絞ると、安定した燃焼になります。完全に絞ると、ゆっくりとした燃焼になりますが、同時に炎も小さくなります。 

      上の空気流入口も絞ると、さらにゆっくりとした燃焼になります。 炉内の温度が非常に上がり、上下の空気流入口を完全に開けてある状況から、一気に上下共にほぼ締めると、オーロラバーンと呼ばれる現象が見えることもあります。

    価格¥102,000より
    在庫なし
    bottom of page