炎管楽器 ファイヤートランペット
即納です
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コンセプト
焚き火、炭を使うのに必須のアイテム、火ばさみ。そして、結局は必要となる火吹き棒。 薪ストーブも使うなら欲しくなる火かき棒。 この3つの機能を一つにしたギアを作りました。
炎を操る楽器です。 だから、炎管楽器。息を吹き込んで炎を操るからトランペット。 片手でも上手く操れるように、両手だと、さらに大きな薪までいけるように。
火バサミ、火吹き棒、火かき棒が全て一緒の便利さを。
名称の由来
炎をあやつる楽器です。
まるでトランペットのような。
炎を自由に自分の手と息で操る楽しさを!
名付け親は、@yanakatsu_ana さんと@inmtlife_kent さんです。
商品開発の経緯
2019年の年末、虎ノ門にある特許庁。弁理士の先生と一緒に昔の特許データと格闘をしていました。 そして出会ったのが、明治24年6月22日、第1258号の特許。 日本で特許制度が始まってすぐの特許です。山口正時さんという方の特許でした。 火吹きぼうと火バサミを一緒にするというアイデア自体は、既にあるアイデアです。 ただ、その一番の起源が、この明治24年にあったなんて! クラシックを再解釈するというキャンプオンパレードとしては、取り組まない訳にはいかない! 早速、開発が始まりました。
ただ、なるべく同じように再現をしようにも、難題がいくつも。 明治の頃は、小さな炭を掴む少し小さめの火かき棒が主な用途だったと思うのです。火鉢とか、囲炉裏端のイメージですね。 それに対して、我々は、「薪」を掴む。 そのためには、ある程度、剛性がないといけない。
炭より薪の方が重いので、しっかりと掴まないといけない。ガタガタと火バサミが柔らかいのは嫌だ。 また、火鉢に息をフッと吹きかけるのと、消えかけた焚き火にブゥーーと息を吹きかけて炎を生き返らせるのでは、息の量も違う。口が当たるところも工夫をしないと。
最近の良く燃える焚き火台だと、熱量もすごいから、それでも金属が耐えれないといけないし、ある程度の長さも必要。長くなると弱くなるから、また工夫が必要。 今のキャンプでは、薪ストーブを使う人も多い。薪を砕いて、均して、位置を変えたりする火かき棒の機能も欲しい。
そして、この明治のクラシックなデザインのモチーフを残したい。
何度も図面を書いて、鉄を一つずつ曲げて、試作をしました。 そして、試作を下に、専用の金型を作りました。
基本仕様
薪を掴んで置く。空気を吹き込んで火をつける。薪を更に追加する。燃えてきた薪を砕いて、さらに空気を送り込む。
この一連の動きを、ファイヤートランペット一つで行えます。
東京、大田区にて鉄を加工し、持ち手の革部分をキャンプオンパレード工房にて仕上げています。
選択肢
右利き用と左利き用がございます。 どちらか、お選びください。
使い方
火吹き棒として:
空気を送り込みたい先に先端を向け、息を吹き込むだけです。火かき棒として:
先端の尖った部分を崩したい薪・動かしたい薪にひっかけて動かしてください。火バサミとして:
テオゴニア社、ロゴス社、nerudesign社の火バサミとは、重量バランスが大きく異なります。薪をよりしっかりと挟むことができるように、握力で挟む形ではなく、先端の尖った部分を噛み合わせる形になります。その分、先端の重量が増えます。また、手元側には吹き込み口が付いています。 従って、3社のような上から握る形(包丁握り)ではなく、平において握る形になります。商品説明の写真を参照ください。
スペック
長さ:50cm 重量:420グラム
2020年8月発表
長くご利用いただくために
可動部分をとめている袋ナットが緩んできましたら、再度、締め付けてください。
その場合、ペンチで直接に締めるのではなく、間に布などを挟んでいただくと、ナット側に傷がつきにくいです。
握り方について
商品説明でも記述をしておりますが、通常のハサミと同じ握り方だと、うまく動かすことができません。
商品説明の動画での握り方を参照ください。