Tilley X246B

ランタンには、大きく３つの流れがあります。
コールマンに代表されるアメリカのもの。
ペトロマックスが現在では有名な、バタフライランタンと言われるドイツ・北欧系の流れ。
そして、このTilley が代表的なイギリスの流れ。この形式のランタンは今はVapaluxが現存するモデルとなっていますね。

Tilleyは、製造を1970年代に終わらせました。特徴としては、燃料注入口とポンピングキットが一体化している、余熱のための噴射孔がなくアルコールで余熱をすることが前提となっているなど。結果として、部品点数が減り、故障の恐れが減っています。また、ヴァポライザーが端ではなく、真ん中を通っているため、影が出ずらい、そしてマントルがダブルタイという上下で結ぶものなので壊れにくい、などの特徴もあります。

ただ、欠点は純正品では、ヴァポライザーが150-200時間使用すると、中が煤でつまり、いきなり寿命を迎えること。そこで、CAMP on PARADEでは、お売りする全てのTilley のヴァポライザーを台湾製の真鍮の精度の高い新品のヴァポライザーに交換をしました。このヴァポライザー（小売価格6480円）は、先端部分が外れることで、中の掃除ができるようになっています。寿命が大幅に伸びます。
また、余熱がしやすいように、プレヒートカップ（小売価格1620円）も標準でお付けしています。

また、全ての個体をCAMP on PARADEにてメンテナンスを行い、ヴァポライザーは新品、パッキン類も必要に応じて新しくしているため、全ての個体を同じ価格でお売りいたします。

明るさは、ペトロマックス150と500の間ぐらい、コールマン200Ａより少し弱いぐらい。

イギリスらしい雰囲気を楽しんでください。
各個体の状態・入荷時期などは、直接に店舗にお尋ねください。
 
 
 
 
重量：1690g
幅167mm、奥行き167ｍｍ、高さ330ｍｍ