プレヒート用アルコールボトル
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加圧式の灯油ランタンを使うには、アルコールでプレヒートすることが必要です。
ホワイトガソリンであれば、ほぼ常温で気化しますが、灯油は温める必要性があります。
そのために、ヴィンテージ・現行の灯油ランタンには、プレヒートカップなどが付いています。そこにアルコールを注ぎ、マントルに火をつける前に、ヴァポライザー /ジェネレーターを熱します。その熱せられたヴァポライザー /ジェネレーターを灯油が通ることで液体から気体になり、空気と混ざって、ランタンを明るくします。
もし、この加熱が不十分であれば、灯油が液体のまま燃えてしまい「炎上」という現象になります。
灯油で熱するバーナーが付いている機種(Petromaxなど)でも、本当はアルコールでプレヒートをすると、不具合が起きにくいです。
灯油ランタンには必須のアルコールでのプレヒートですが、アルコールを注ぐボトルの決定版がなかったのも事実。
キャンプオンパレードで作りました。
工夫をしたのは3つ
1:注ぎ口の材質
夏場ならば、プレヒートカップ1回分でも十分かもしれませんが、少し寒くなると、プレヒートカップ一回分では足りずに、燃えているところにアルコールを追加する必要性がありますよね。
燃えているところにアルコールを注ぎますから、注ぐボトルの先端がプラスティックでは融けます。ただ、単に金属では面白くない。キャンプオンパレードらしく銅を使いました。
2:注ぎ口の形状
ヴィンテージの灯油ランタンには、色々な形状のものがあります。そのプレヒートカップまでボトルの先を届かせるだけでも大変。色々なランタンに適合するように、注ぎ口の形状を工夫しました。
3:持ち運びの利便性
キャンプにちょうど良いぐらいのアルコール(多すぎず、少なすぎず)に適した大きさにしました。そして、先端にキャップを付けました。くるくると回してしっかりと止まります。紛失しないようにチェーンも付けました。
加圧式ランタンをお使いの方、ぜひ。
高さ:20cm
ボトル直径:4.5cm
ボトル容量:100cc
重量:25g