キャンプオンパレードを支えてくださる作家さんのこと(1)漆

キャンプで漆???


そう、斧ですね。

キャンプオンパレードの一つずつ手作りをしてお届けする斧、焚刀。

焚刀の柄は、オリーブの木を一つずつ削って、漆で仕上げています。

その削って、漆で仕上げている作家さんのお話。


齋藤 傑さん、とおっしゃいます。

今から4年近く前でしょうか?浅草橋の最初のキャンプオンパレードのお店に、いらっしゃってくださいました。お店を一通りご覧になって、おもむろに、おずおずと美しいオリーブのスプーン達をお出しになられました。

オリーブの枝を見極めながら、一つずつ丁寧に削り、摺り漆の技法で仕上げているスプーンでした。

「こんな美しいもの、取り扱わせていただいていいのですか?」「是非」

それからのお付き合いです。

一点ずつ、全て形が異なる作品ですので、オンラインショップではなく店頭のみでの販売にしていました。最初はスプーンだけでしたが、ナイフ、ぐい飲み、ゴブレット(コップ)、箸と。

枝の元の姿をも思い浮かばせるような、木に寄り添った作品を作っていらっしゃいました。


最初は、金沢で修行を始められたそうです。漆の中でも、最も珍重される輪島塗ですね。

そして、小豆島へ移住。

小豆島でオリーブの木と出会い、オリーブを核に据えた作品を作られ始めました。

キャンプオンパレードが出会ったのは、小豆島に移住をされて少し経った頃でしょうか。


2019年の年末からは、会津、喜多方に移られました。

会津喜多方漆器の地域おこし協力隊として、会津の職人さん方とお仕事をしていらっしゃいます。


本当に謙虚で、もくもくと素晴らしい作品達を作ってくださる方です。

今は、会津の協力隊で時間が無い中を、頑張って焚刀の柄を作ってくださっています。

協力隊の仕事が、一段落ついたら、焚刀のシリーズで、ハンマーなども作っていきましょうね、という構想を語り合っています。


漆は、木を美しくし、かつ強固なものにします。古くからある伝統技法でもあり、今や継承者がどんどんと減っている手法でもあります。

その方法を受け継ぎ、守りながら、新しい木との取り組み、新しい形状にもチャレンジしている齋藤さんとの出会いは、キャンプオンパレードの宝物の一つです。


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